全体的に包まれるような安心感が感じられる曲というか、優しさに満ちている曲というか…

メロディーがきれいなのはもちろんのこと、リズム音やベースの音が、絶妙な加減で左右に行き来したり、シンセサイザーの音が気持ちを高ぶらせるように響いたり…

フィンガースナップ（指パッチン）の巧妙な使い方…

コーラスの重なり方とか、ONF 全員の歌い方が優しくて、最高にきれいで…

ボーカルに重なる息だけのコーラスなんて、もう……！！

どうしてこんな巧みな表現ができるのでしょう？？

これが、天才と呼ばれる所以なのかも…

HYOJIN の歌声に重なる MINKYUN の笑い声や歌声、「그래　クレー」の響き…

溶けてしまいそう😍

WYATT の「이제 영원히 내가 널 지켜줄 게　『守ってあげる』」という部分なんて、たまらない！！

WYATT の甘い美声で語りかけるような RAP があり、「守ってあげる」という言葉のところに向けて、演奏が微妙に変化をしているのだけど、その音の変化の仕方とか…

えっと～

この美しさを表現するには、どんな言葉を使えばいいのでしょうか～❓❓❓

そもそも、ONF の CD に録音されている楽曲の音質（というのかな？）

これが、違う

「ドラム」「ギター」「ベース」「ピアノ」など、一般的によく使われる楽器を使っていても、バランスが良く、その音がクリアで良質なのです

その時点で、違います

楽器の周りの空気が清々しく、森林の中のマイナスイオンがある状態のように感じられます

響き方、聴こえ方が全然違います

音が聴こえてくる場所？位置？（←うまく表現できないです…）も違います

ヘッドフォンで聴くと、違いがとてもよく分かります

私は、ONF 以外の曲をヘッドフォンで聴いているとき、ところどころ、音に不快感を感じることがあります

気持ちよく聴いていたとしても、「この低音が気になる…」「この効果音がひっかかる」みたいに感じることがあります

ONF は、音の響き方が違う

私の耳に優しく、でも、強く訴えかけてくる音

どの瞬間も煌びやかです！！　（ONF の楽曲、全てに言えます♬）

例えば、暗く、不気味な様子を表現するもの（♪Goosebumps）であれば、ONF は、不快にならないぎりぎりの音で、暗さを表現しています

う～ん…　この暗さですら、麗しい

この暗い部分も、人間の内面の一部なのだと思います

圧巻です！！

私にとっての「最高の音楽」　＝　ONF の全楽曲

となっているのです～(^^♪

この、快・不快の感じ方の分かれ目が、

美しいと感じる音の世界が、

驚くほどバチ～ッと、私と重なります

私が美しいと思う音の世界を、表現してくれているのが、ONF です！！

こういうのを「感性が近い」というのだと思います

非常に繊細な表現まで、こんなふうに自分に合う音楽は、私が過去に聴いてきた音楽には無かったものです

新しいのに、懐かしさも感じられるような音楽…

「音が美しくて、涙が流れる」ということを人生で初めて味わったのが、《SPIN OFF》のアルバムを聴いていた時でした

今、どのアルバムを聴いても、ヘッドフォンで音楽を聴くことだけに集中している時には、その美しさに身体が反応して、涙に溺れてしまいます

感動を私に与えてくれるのが、ONF なのです

歌唱力・表現力に秀でたメンバー全員の歌声と素敵なメロディーと共に、色々な音が、その曲の世界で自由に、そして寄り添うようにして輝いています

きっと、音楽を創作する方々の人間性そのものが美しく、内面の美しさが表れているのだと思います

ファンヒョン氏が、メンバーのことを「誠実」とおっしゃっていたのを思い出します

「音楽を一緒に作る際、コミュニケーションを取る時の応対が誠実な好青年たちだから、その性格が気に入ってプロデュースを決めた」と、以前、私は考えていたのです

だけど、それだけじゃない

上っ面だけの、薄っぺらいものではない

メンバーの歌声は、心の美しさ、深い愛情が存在しないと表現できないものなのです

表現は、心が表れるからです

メンバーの心が、強く、美しいのです

この「強く」という部分もポイントです

筋が通っている、軸がぶれない、ということです

これが、ファンヒョン氏のおっしゃる「誠実さ」なのだと、私は今、解釈しています

美しい人々によって、美しい音楽は奏でられるのです

私は、歌詞から情景を思い浮かべ、「きれいな曲～」と思っているときもあります

しかし、無心に近いような状態で聴いている時にも、美しさを感じるのです

無意識の領域が反応して涙が出るから、私は美しいと感じている

美しいから泣くのではない！

泣くから美しいと感じる！

こんな言葉が当てはまるような気がしています

私の人生の歩みが蓄積されている無意識の領域が、この音楽の波長と、ONF の波長とピッタリ合うのです～

だから、何回聴いても、感動できるのです！！

ただのヒップホップではない！！