愛するという行動

10 外からの 力

真心を伝えないままでいると、先生は、子供を支配し続けてしまいます

支配は繰り返されます

支配が人々の幸せのためのシステムだって、支配が常識の世界では、信じ続けてしまうようになっているからです

システムエラーにすることで、私たちは幸せになれます

変えないと、また別の誰かが、支配に苦しみ続けます

we need to be happy so need to change everything

我が子だけじゃなくて、他にも我慢して苦しんでいる子がいる

ここで我慢したままでいたら、未来にも我慢して苦しむ子を生み続けてしまう

真心を表さずに「我慢する」というのは、「愛するということ」ではありません

悪こそが正義なのか
この世界はゆがんでる
愛の意味もかすんでいく

愛するというのは、その子の真心に寄り添い、実際に、その子が幸せを感じる状態を作り出そうとすること、つまり支配のシステムをエラーにすることです

幸せを自分自身の手で引き寄せることです

そのためには、意志を表すことが、必要なのです

そして、その愛するという「行動」は、今を生きる多くの人々、未来の人々までも、幸せにすることになります

意志を表す親の「声」、人間の「声」が、外からの力です

子供を幸せにする方法、子供を笑顔にする方法、それは、学校の外にいる親の私が、システムエラーになるように働きかけることなのです

従順他律が常識の世界、古いシステムが信じられている学校の中では、支配下の子供が意志を表すことを抑えられてしまいます

意志を表しても、この意志はわがままだとされ、先生や多くの親は「我慢しなさい」と自由でいることを諦めさせようとします

親は外から力となることができるのに、意志を表す親が少ないのです

親も「(支配者の)ルールを守る」「我慢することが大事だ」と騙され続けたままだから、なかなかシステムエラーになりません

子供を愛する自分の心を信じる

子供を愛する真心を表現する実際に子供を愛するという「行動」をする

別の言い方をすると、間違ったことに騙されて従ったままのアンドロイドではなく、自分が当たり前(支配)を疑って常識を覆し、自分が意思を表す人間になろうと思うことなのです

「独立の気概」を持つことです

人間らしいエネルギーの「意志」を表現することです

つまり、たくさんの親が人間となって本質を見抜き、たくさんの親が意志を「声」にして伝える

実際に、幸せになるための行動をすることによって、子供も親も幸せになる道が開けます

我が子 B が「苦しいよ」って私に訴えているのは、親の愛を信じているからです

親には何を言っても大丈夫だいう安心感と信頼があるから、私に真心を訴えています

愛があるから、お互いに愛する心があるから、一緒に幸せな時間を過ごしたいと思うから、まず、自分たちの幸せのために、意思を表します

こんなふうに苦しむ人を、他にも、未来にも作って欲しくないから、真心を伝えます

そして、その真心を学校に伝えられるのは、親である私です

子供は先生に支配されてしまっているから、真心は伝わりません

力になることができるのは、外にいる親です

意志を外から表すことで、この間違ったシステムをエラーにする、つまり、人々が幸せを感じることができる新しいシステムを手にすること

これが、実際に子供のことを大事にしようとする親の行動です

「愛するということ」は、こういうことです

外から真心を伝えて、システムエラーにすることです

「我慢しようね」と子供に言う、というのは、従順他律の社会の間違った常識です

我慢をさせる、というのは、大事にできていないのです

苦しんでいる状態を、保持しているだけなのです

親は、その状態を自分で選択しているのです

子供に我慢をさせる、という方法では、実際に、子供は幸せになれません

親が子供のことをいくら大事にしたいと思っていても、

先生が子供のことをいくら大事にしたいと思っていても、

子供が自分のことをいくら大事にしたいと思っていても、

システムエラーにならない限り、子供は幸せを感じることができません

子供が「制服を着ない」ということを自分で選択できるようになること

つまり、支配というシステムをエラーにすること

これができない限り、子供は幸せを感じられず、苦しみ続けるだけなのです

人々が幸せになるためには、「古いシステムをエラーにすること」

これが絶対条件になります