4 発展途上国
発展途上国
法律は必ずしも正しくない
えっ…
ちょっと~
びっくりするようなことを言わないでよ~
タコさんのように戸惑ったり、ペンギンさんのように驚いたりする方もたくさんいらっしゃると思います
このように感じられるのは、
「きまりを守りましょう!」
という「教え」が私たちの中に根付いているからなんですね~
「教え」というと聞こえがいいので、修正します
これは、「教え」ではなく、
「刷り込み」「インプット」
という言葉に修正しなければなりません
「教え」というのは、「教育」という意味になってしまいます
「きまりを守りましょう」
これは、教育ではありません
魂の殺人 ~ 親は子供に何をしたか ~
アリスミラー著
↑この言葉は、さらっと読み飛ばしてはならないことです
この言葉を、よ~~~く 考えることが必要なのです
この言葉をかみ砕くと、
親は、魂の殺人を行っている
殺人をしているのであるから、人間でない状態にしている
「考えること」をしないようにインプットし、ロボットを作っている
子供は、「考えること」をしないように仕向けられている
つまり、「考える」という人間らしさを奪われ、魂を殺される
親は子供に、教育を行っているのではなく、インプットを行っている
人間となるための教育が行われているわけではないのです
ロボットとなるためのインプットが行われているわけです
考えることを放棄させられ、人間の魂を殺されている、ということです
人間の魂を殺される、ということは、ロボットになるということ
私たちのことをロボットとして操作するために、インプットが行われているのですよ
という解釈ができるのです
魂を殺される、というのは、死も同然です
魂のない、ロボットにされるわけですから
「刷り込み・インプット」とは、
その人が持つ「能力」「個性」を伸ばすものではなく、その人自身が豊かになって幸せだと感じる人生をすごすためのものではありません
ロボット界の「正しさ」を信じ込ませるためのものです
「教育」とは、
その人が持つ「能力」「個性」を伸ばし、その人自身が豊かになって幸せだと感じる人生をすごすためのものです
自分自身で考えて「正しい」と判断できるようになるためのものです
「きまりを守りましょう」というのは、インプットであり、
教育と名付けて私たちを騙し続けている、
魂の殺人だということを私は言っています
魂を殺される
= 死を意味する
= ロボットになる
つまり、
刷り込み・インプットは教育ではない
教育と名付けられているけど、教育ではない
私たちは、騙されている
ということです
私たちが「きまりを守りましょう」と言われているのは、教育ではないのです
「これが正しいのですよ!」と正しさを押し付けられている、
刷り込み・インプットなのです
私たちのことを、考えないロボットにするためです
だから、私たちは、政治の話題が出た時に、
えっ…
と戸惑ったり、
ちょっと~
びっくりするようなことを言わないでよ~
と驚いたり、
触れてはいけないことに触れているように感じるのです
言い換えると、
「きまりを守りましょう」という言葉によって、
「きまり」というものに疑いをかけられないように、
「きまり」というものに従わせるために、
「きまり」が正しいものだとするために、
「きまり・法律(政治)と異なる考え方を持つ = 間違っていること」
と認識させられている
人々にとって、繊細に感じられることになり、
触れてはいけない、
パンドラの箱となってしまうのです
本当は、繊細でも何でもないことです
私たちが豊かで幸せになるために必要な事なのだから、
このことについて、考えるのが人間なのです
戸惑ったり驚いたりする、ということは、
触れてはいけないこととして感じるように、
感情を操作されている
ロボットは、操作されます
脳みそを使わないようにさせられる
いや、自分は、操作なんかされていない!
自分で感じていることだもん!
ペンギンさんのように思うかもしれません
「きまりを守りましょう」
とインプットされているから、
「法律は必ずしも正しくない」
という言葉を聞いたり、政治の話をされたりすると、
戸惑ったり、驚いたりします
そのことについて自分の頭で考えたり、
他人と議論したりして思考を深めることがなく、
自分の考えを持たなくなるのです
「自分の頭で考えて行動するのです」
と本当の正しい教育がされていたら、
「法律は必ずしも正しくない」
という言葉を聞いたり、政治の話をされたりすると、
「確かに、おかしい法律もあるよな~」
と気付き、自分の頭で考えたり、
他人と議論したりして思考を深めることができ、
自分の考えを持つことができるのです
要するに、この刷り込み・インプットが、イドラ(偏見)の原因です
戸惑ったり驚いたりすることにより、考えることをしていません
考えることを放棄させられているから、「きまり」について考えず、正しい判断ができません
少なくとも私の時代には、学校で考えたり議論したりする機会がありませんでした
先生自身も偏見を持っていたり、社会や道徳の教科書もきまりについて考えさせるように作られていなかったりするのです
「きまり」について、「考える正しい教育」が行われていないのです
私たちには「きまり」について、考えないようにさせるインプットが行われています
「きまりを守りましょう」が常識なのですから!
「私たちが幸せになるために必要なことを考えましょう」が常識なのが、正しい教育が行われている教育先進国なのです
【2023.12.09追記】
過去を保守しようとするのが「刷り込み」
未来を明るくしようとするのが「教育」
と言い換えることもできます
過去を守ろうとすること
未来を切り拓いていくこと
私たちが幸せになるためには、どちらに力を入れれば良いのか
まずは、自分で気付くことで、大切なものは何なのかが分かるようになります
きまりについて、大人は子供に考えさせることをしていません
ロボットは、魂の殺人を行い、
子供を、考えることをしないロボットにしているのです
「きまりを守りましょう」という言葉がインプットされているから、
「こういうきまりになったから、守らなきゃいけないのね~」くらいにしか
人々は思えなくなってしまうのです
こうやって、間違っているきまりも守らされているから、
日本人は幸福度(幸せだ~!と感じる気持ち)が低くなります
豊かで幸せだと感じる人が少なくなってしまうのです
数字は語ります
私たちの国の教育が遅れている、ということを・・・
豊かで幸せだと感じることより、ロボットの指令に従うことを大事にしているからです
日本の子どもや若者の精神的幸福度は38の先進国のうち37位
君の声が聴きたい 《NHK》より
何をもって先進国と考えるかによって、違う解釈ができます
経済という点では、先進国の仲間に入っているのかもしれませんが、
この数字が表しているように、教育という点では、発展途上国なのです
教育というのは、1人1人が幸せだと感じられる人生をすごすために行われるものだからです
これだけ幸福度が低い、ということは、
幸せだと思う人生をすごすための正しい「教育」が行われていない、ということなのです
ロボットの指令に従うことを大事にする「インプット」
私たちに行われているのは、幸せだと感じるための「教育」ではなく、「インプット」
「きまりを守りましょう」「これが正しいことです」
01 メッセージを受け取るために
02 ♪ ON/OFF
03 劇場のイドラ
04 発展途上国
05 ロボットの罠にはまっている
06 ♪ My Genesis (Übermensch)
07 作られている常識
08 種族のイドラ
09 感情が操作される
10 ♪ The Dreamer