2 『読書について』
お気に入り
↑ この3つは…
「時間をかけて自分で考えていたこと」を、一直線に、勢いで書くことができた感じがします
自分の言葉で自分の考えを表現できています
だから、私のお気に入りです💗
Wish #4~6は、書きながら頭の中を整理していたものであって、読む側としては、スッキリしない…
「ゴールが見えていない状態で書いていたものは、クオリティが下がる」ということがよく分かります…💦
『読書について』
『読書について/ショーペンハウアー著/鈴木芳子訳』光文社
ショーペンハウアーは、ニーチェやアインシュタインなど、たくさんの天才に影響を与えたドイツの哲学者です
ニーチェは、ショーペンハウアーを「教育者」と呼んでいます
ショーペンハウアーの父は自由を尊び、「自由のないところに幸福はない」という家訓のもとでショーペンハウアーは育ちました✨
『余録と補遺』というショーペンハウアーの本は、主著『意志と表象としての世界』の注釈として書かれたもので、一般向けのものになっています
ショーペンハウアーの入門書として、多くの人に読まれています
私が読んだ本は、『余録と補遺』のうち、「自分の頭で考える」「著述と文体について」「読書について」という三篇を訳出したものです
‟言葉は芸術作品であり、芸術作品として客観的に受け止められるべきだ”
ショーペンハウアーは言葉への愛着・敬意があって、言葉の背後にある文化、含まれるニュアンスなどをとても大切にしています
ドイツ語は、繊細な表現ができる言語のようです
省略語を用いる人々が増えることによって、繊細な感覚が失われていくことを危惧していました
これは国民性に由来する。ドイツ人ほど自分で判断し、自分の判断にしたがって断罪することを好まない国民はいない。人生と文字はたえず、そのきっかけを与えてくれるというのに(略)。かれらはハトのようにおとなしく、怒りがない。だが怒りのない人間は知力もない。知力はある種のとげとげしさ、鋭さをはらみ、そのため毎日、実生活、芸術や文学で無数の事柄にひそかな非難やあざけりをおぼえるが、それこそ愚かな模倣を阻止してくれるものだ。
ショーペンハウアーはドイツ語の崩れから、あの歴史を予言していたとも言えます
「力への意志」は、「現状に満足することのない怒りのエネルギー」と言い換えることができると私は考えています🦁
この精神を持っていることが、人類の進化・発展につながります
人間という生物であれば、これが細胞に刻まれているはずなのです
反対に、末人になると、考えずにいると、アンドロイドとなって支配されます
‟できる限り偉大な知者のごとく思索し、しかし誰もが使う言葉で語れ”
‟ふつうの言葉を用いて、非凡なことを語りなさい”
‟退屈させる秘訣は、何もかも言ってしまうことだ(ヴォルテール『人間論』)”
などなど…
ショーペンハウアー自身の生きた言葉を用いたり、偉人の言葉をタイムリーに引用したりして、説得力ありまくりの文章を書いています
そして、辛辣に感じられる部分も多いです
ショーペンハウアーの文章は、明快・明晰で分かりやすい
この本、外国語で書かれていたの???
170年以上も前の本ですって???
信じがたいほど自然な文体で、めちゃめちゃ読みやすい
「何が主語なのか分からない!ダッシュ(——)が多くて、話が飛んでいて意味が分からない!」って私が思っていた事柄について、「書き手のこういう部分が問題で、ああいうことが原因でそうなっている」って歴史・言語などの幅広い知識を用いて述べています
そういうことを言っているショーペンハウアー自身は、すっきりとした手本となるような文章、伝わる言葉を用いて筋の通る主張をし、行動が伴っているわけですから… さすが!!!
書き手の考えた通りに、そのまま読者に考えさせるように言葉を配してゆかねばならない。だがこれがうまくゆくのは、書き手がつねに、思考も重力の法則にしたがうことを肝に銘じている時だけだ。つまり思考は、頭から紙に降りてゆくのは容易だが、紙から頭に上がるのはそれよりはるかにむずかしく、手持ちのありとあらゆる方法の手助けがいる。
イタタタタ…
自分に喝を入れられているようで、耳が痛い…💦
だけど、全く嫌味がない!
この本に書かれている内容、スパッと切れ味が鋭くて、カラッとしています!
例えがうますぎる!
そして、日本語に翻訳した方も、言葉の選択が見事!
「訳者あとがき」が2ページで短くすっきりと書かれているのですが、聡明で、飾らない性格が文章から垣間見え、私が好きなタイプのお方です😊
翻訳者のお力、とても大きいです!!!
このブログでも、ショーペンハウアーの言葉を何度も引用していたのですが、私は著書を読んでいなかったのです…💦
今、『意志と表象としての世界』を読みたくて うずうずしています
だけど… どの翻訳者の本を読んだらいいのか分からなくて、迷い中…
本屋さんや図書館に行くと、だいたい、同じ本で翻訳者が異なるものって、同時に置いていないのです…😢
だから、その場で比べられない~~~
翻訳者さんによって、全然、本の印象が違うのに~~~
ちなみに、『ツァラトゥストラ』は、20冊以上も日本語翻訳本が出ています
私は… 『ツァラトゥストラ』の後半部分の意味がよく分からなくて、3冊めの翻訳本に突入!
さらに自然な日本語に近い翻訳本をみつけて、より面白さが伝わってきます♬
ショーペンハウアーは、天才に影響を与えた天才です
天才というのは、
秩序を発見できる人
人の心を動かす力がとてつもなく大きい人
私が ONF を天才的だと言っているのは、秩序がある音楽、人の心を動かすパフォーマンスを創造しているからなのです!
芸術や音楽についてもショーペンハウアーは述べています
芸術や音楽について語っていることは…
まるで ONF のことを言っているようです!!!!
ニーチェの思想は、ショーペンハウアーの思想に大きな影響を受けつつ、ショーペンハウアーにはない「人生を思いっきり楽しむこと」が含まれています
ニーチェの本は、「未来の哲学者」に向けて書いています
アンドロイドには読まれないように用心深く隠しながら書いているから、文章読解が苦手な私には、難しい
解説本で勉強したら、意味が分かる部分がかなり多くなりましたけど…😊
勇気付けられる
なぜ、今回、本のことを書きたくなったかというと…
自分で考えていたものを、自分の言葉にできているのが、Wish #1~3だったのだ!!
と思えるようになったからです
『読書について』の本から、勇気が湧き出てくるたくさんの言葉をみつけ、私はとてもうれしくなりました!!
例えば、こういうことです
↓
さんざん苦労して、時間をかけて自分の頭で考え、総合的に判断して真理と洞察にたどりついたのに、ある本を見たら、それが完璧な形でさらりと書かれていた——そんなこともあるかもしれない。だが自分の頭で考えて手に入れた真理と洞察には、百倍の値打ちがある。
…
つまり自分で考える人は、まず自説を立てて、あとから権威筋・文献で学ぶわけだが、それは自説を強化し、補強するためにすぎない。
「時間をかけて自分の頭で考えて手に入れた真理と洞察には、百倍の値打ちがある!」って…
哲学者に勇気づけられているんです💕
哲学者の言葉は、私の考えを強化し、補強してくれているのです!!
「時間をかけて自分の頭で考えていたこと」と同じようなことを…
ONF は、美しい音楽で、力強い詩で、真理を伝えてくれているのです!
ONF が完璧な形で表現してくれているのです!
だから、私を勇気づけてくれるのが、哲学者の言葉であり、ONF の表現です!!
つまり、「それでいいんだ~」って思わせてくれる、私の力となる言葉を綴ってくれているのが、天才たちなのです!!
「私と同じだ…」
New World の歌詞の解釈を考えた時の 「私の直観」は、合っていた!
ショーペンハウアーの本に書かれているたくさんの言葉によって、そう思えるようになりました♬
だから、今、嬉しくなって、ここに書いてます~(^^♪
一周回って、Wish #1~3 に書いた内容に立ち戻り…
「私が伝えたいことの軸って、これなんだな」って思ったのです😊
隠す
本を読むとは、自分の頭ではなく、他人の頭で考えることだ。
なるほど…
本を読むのは、「自分の考えが浮かばない時」
例えば、量子力学について「自分の頭で考える力」が私には無いのですから、それを知るために本を読むことが必要になります
他人の頭で考えることが必要だから、読書をしています
だから、読んでくださる方に「考えること」「自分で気付くこと」を理解してもらうためには、書きすぎないことが重要だったのです!!
ショーペンハウアーもニーチェも、「自分の考えを創造すること」の大切さを伝えています
だからね… 今の私は…
「分かりやすく書くことも大事だけど、書かないようにすることも大事だ」という、新しい考え方ができたのです
やっと、意味が分かった!
‟退屈させる秘訣は、何もかも言ってしまうことだ(ヴォルテール『人間論』)”
私のブログ…
退屈させてしまう、 ってことね…
納得…!
だから、私…
隠したい、と思うようになりました😊
Love(MV解釈)や Wish というカテゴリーの内容です
つい最近、修正したばっかりですけど、また手を加えたくなりました
これから読んでいただく方が「考えること」ができるような形に修正したい、と思うようになりました!
シラッと…
しっかり予告してるくせに~
これから私のブログを読んでくださる FUSE の方には、「できるだけ、自分で考えて欲しい」と思うようになったからです!
自分で考えることで、自分のものになるからです
創造することこそ、偉大だからです!!
他人の頭で考えたい人は、分からないままになっちゃうかもしれないですよ~
私の解釈を読むことができるのは、今だけかも~
科学的に ONF の作った世界を解釈しているブログは、他にはありませんよ~
それを、私は、隠そうとしているのですから~!!
のこりわずか!
この期間を逃したら、知らないままになる可能性があります!
テレビショッピングみたいですぞ~ www
いつまでも あると思うな MV 解釈
↑ リズムがあって、言葉に力がある~!
すごい~(^^♪
ことわざを真似しているだけで、創造力がないですぞ~
自分で考えて作ろうね~
「隠す」という言葉、いろんな解釈ができるんですね…
見ようと思えば見える状態に「隠す」こともできるし、
完全に削除して「隠す」こともできます
一部だけ「隠す」こともできるし、
全部を「隠す」こともできます
フフフフ~♬
まだ 何も考えてないのに、考えているふりをしてるだけのようですぞ~
楽しんで作ってきた愛着のあるものなのに…
「分かった~!!」「自分の解釈ができた~!!」と 読んでくださる方が思えるようになることを想像しながら頑張って書いたものなのに…
それを破壊するのって、結構、心が痛むのです~💦
だから、そんなに変えないような気もしています…(*^。^*)
どっちなんだい?
私自身、いろんな本を読んだり人々の心を想像したりして、一生懸命考え、ようやくできた解釈です
ONF の表現には、たくさんの学問が含まれていて、勉強しないと意味が分からないようになっています
だから、「ONF の作った世界の解釈を自分で考えるのは厳しい」と感じる方も多くいらっしゃると思ってもいます
まあ…、まとめると、
まだ何も考えていないけど、「書き方を変えたい、という意志が生まれました」ということです!
分かったこと
科学は、アンドロイドには嫌われるものです
コペルニクス的転回が行われる際、
天動説を信じている人(アンドロイド)は、地動説を主張する人を攻撃するものです
人間は他の動物とは違うと信じている人(アンドロイド)は、進化論を主張する人を攻撃するものです
意志を隠すように仕向けられている人(アンドロイド)は、意志する人を攻撃するものです
アンドロイドは、科学を攻撃するのです
「新しい科学」は、「宗教・道徳」を信じている人にとって、敵に見えてしまいます
「創造すること」は、「破壊すること」だからです
「宗教・道徳」を守りたい人にとっては、自分の大事にしているものを「科学」によって壊されるように見えるからです
科学は、「新しい世界」をつくるために必要なものなのです
喜びに満ちた素直な世界にしようとしているのが、科学です
自分(1人1人)が主人になる世界を創ろうとしているのが、科学です
自分の宇宙を創ることができるのが、科学です
「1人1人が主人になる世界になるためには、有害なシステムはエラーにすることが必要なんだ」って科学は言っているんです
どんな思想を持っていても自由だけど、他人の自由を奪う行為を見過ごすわけにはいかないのです🦁
残念ながら、アンドロイドは、「わがままと自由の違い」が分かりません
残念ながら、アンドロイドは、「他人の自由を奪っている自分」を客観視できません
意志する人にとって、自由を奪われることは有害なのです
人類全体が進化するエネルギーを止める行為は、有害なのです
だから、必要なのは、多数の意志なのです
っていうようなことを Wish#1~3に、
例えを用い、
別の単語を使って、
私は書いている😊
自分のことが分かりました~💕
偉大なる哲学者たちに、感謝✨
偉大なる詩人 ONF に、感謝✨
01 はじめに…
02『読書について』
03『世界は「関係」でできている』
04 自由という恐怖—Wish#1の修正・追記—
05 自然!!—Wish#1の修正・追記—
06 支配者—Wish#1の修正・追記—
07 ハンマーで哲学する