3 『世界は「関係」で できている』
なぜ 物理学…?
「なぜ哲学者は、物理学を勉強するんだろう…」
私は素朴な疑問を持っていました
今、その答えが、本からみつかったような気がしたので、言葉にしてみると…
「自分とは何か」をみつけようとすると…
自然と、物理学に出逢う
物理学って、自然科学を数字であらわそうとする学問
「自分」は自然の一部だから、自分のことを知ろうとすると、この学問にたどりつく!😊
新しい視点をもち続けながら、常識を疑いながら、様々な分野の学問を通して「真理」「真実」「現実」をみつけようとするのが、科学です
科学者たちは、「この物事の実体はこういうものなのだ!」という真実をみつけようと、様々な角度から、客観的な視点に立って真実を追究しようとしています
真実は、いつも、1つ!
名探偵コナンが言っていることは、合っているように思えます
観測者がたくさんいることによって、何か1つの真実がみつかりそうなものです
それが、私たちの「科学の常識」なわけです
ところがね…
学者さんたちは、真実をみつけようと探究してきたわけなのですが…
量子論というのは、すごいことをやってのけたのです…
この「科学の常識」自体のことも、疑ったのです…!!!!
科学によって実体をみつけるために、物理学者は追究してきました
そして、量子論の登場によって、すごいことが分かってきたのです
それが、
「世界は関係で できている」
『世界は「関係」で できている』
『世界は「関係」でできている/カルロ・ロヴェッリ著/冨永星訳』NHK出版
「ファン ヒョン氏が読んでいた量子力学の本はどれかな~?」なんて、想像しながら物理学の本棚で探していたら…
この本が輝いていたのです~✨
イタリア出身の理論物理学者(ループ量子重力理論の提唱者)であるカルロ ロヴェッリさんは、「物理学の詩人」と言われています
翻訳者さん… 日本語訳がかなり上手~!
私は『時間は存在しない』という名著も読みました~💗
真実は、いつも、1つ!
というのが科学だったのに
科学で探究していたら…
真実が、ない!
コナンの言う通り!!! だと思っていたのに…
ない
真実が、ない!
世界は、関係でできているから
世界は、相対的だから
関係によって繋がった網のようなものが世界をつくっているから
単独では存在せず、何かとの関係によって世界ができている
『相対的』
‟相対的:他との関係において成り立つさま。また、他との比較の上に成り立つさま。(goo 辞書)”
「相対」と言えば… 「相対性理論」
『観測者によって事実が異なる。時間の進み方や空間の長さも異なる。』
アインシュタインは常識を覆すものの見方をした、初めての人物!!
…かと思いきや、「関係でできている」という理論を物理学の視点から追究したのが、アインシュタインなのであって…
古くから、多くの哲学者や思想家が、そういうようなことを主張していたのです
仏教の『色即是空』は、「存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無である」という悟りです
実体がなく、空っぽ
量子論によって、空っぽであることが分かってきています
哲学者の言っていた主張を、量子論によっても証明しようとしています
客観的に科学によって外側から世界を見ようとしたら、「外側から見た世界」は存在せず、「内側から見た世界」しか存在しない
真実を探していたら、なかった…
つまり、
量子論という科学が、「科学の常識」を壊した…
量子論は、今までの科学の常識と異なるものだから理解するのが難しい話なのだけど、この理論は、様々な事柄を説明できる筋の通った話になる可能性の高いものなのです
カルロ ロヴェッリさんは分かりやすく、感動する文章でこの理論を伝えてくれています
私は、2冊の本を読んで、「人間愛の大きさ」と「生きることの苦悩とはかなさ」に感動し…
そして 家族が連想され、ONF が連想され…
涙に溺れてしまいました…
この本のすごいところは、
物理学者の本なのに、数式が1つしか出てこない
そして、理性的なのに、熱い情熱が思いっきり伝わってくる
たしかに、日本の感覚だと物理学は「超理系」「難しい数式だらけ」「複雑怪奇な実験設備」といったイメージが強いかもしれない。だが、それは、明治期に欧米から完成形の物理学を輸入してしまったからなのだ。物理学をルーツにまで遡れば、それはあくまでも「自然哲学」であり、この世界の仕組みをひもとく思想であり、その道具として数式や実験が行われるにすぎない。思想であるからには、文学や芸術や哲学などが渾然一体となって物理学者の脳裏を駆け巡るわけで、この本はいわば量子物理学の真髄を解き明かした本なのだ。
日本語版解説(竹内薫)より
法則がある
最後の章に、カルロ ロヴェッリさんの人間愛が伝わってくる言葉が、たくさん書かれています
もうそろそろ、量子論と真正面から向き合う頃合いだ。ごく限られた理論物理学者や哲学者の輪の外でもその本質について論じ、そこから抽出されるとびきり甘い夢のような蜜を現代文化全体に託すべきなのだ。
私たちのような一般の人たちも、本質に触れて、甘い夢のような蜜でとろけるような幸せな気分に浸る時なんだ~💗
って思わせてくれるんです…
この本が!!
ONF と一緒に、とびきり甘い夢の様な蜜を、私は味わいたいのです~~~💞
ONF も、FUSE と一緒に、とびきり甘い夢の様な蜜を味わうことを、強く、強く、望んでいる
望んでいるから、表現している
美しい音楽で、美しい詩で、表現している
♪ Belle Epoque (첫 키스의 법칙 ファーストキスの法則)
ファーストキスのような最高の瞬間
コーヒーと牛乳が混ざる様子くらい Oh 一言でカフェラテ
Belle Epoque(Wish#4)—お腹の中に蝶々がいる—
低いエントロピーから高いエントロピーの状態へ移動する(熱力学第二法則)
自由に楽しみながら、自然に広がっていく私たちの心
愛することで、時間を感じることができる
そこには、物理学の法則がある
意味が無い空っぽな状態なのに、繋がっていることで意味が生まれ…
誰かの表現によって人と人とが繋がり、勇気づけられ、自分の存在は美しいと思える
愛することで、愛されることで、人生が輝く
愛するって、最高!
「自分が主人である」という意識を自分が手にすることで、とびきり甘い夢の様な蜜を味わえる
かっこいい ONF という主人と繋がるのは…
かっこいい FUSE という主人なのです
私たちも、主人になれる!!
ONF と FUSE には、法則がある
世界は、内側から見た世界しか存在しない
世界は、関係でできている
「世界は、主人と主人が繋がることでできている」という、新しい法則が…💗
ONF と繋がるスイッチを ON にするのは、私たち FUSE
ONF よ …
あなたたちは、どこまで 完璧なのですか??????
01 はじめに…
02『読書について』
03『世界は「関係」でできている』
04 自由という恐怖—Wish#1の修正・追記—
05 自然!!—Wish#1の修正・追記—
06 支配者—Wish#1の修正・追記—
07 ハンマーで哲学する