2 支配
いつの間にか… 「支配」されている!
は? 支配って、何のこと?
私は誰にも支配されていませんけど~!!
本当に、そうでしょうか?
私が Wish#1で引用した本のタイトルです
従順という心の病い
~私達はすでに従順になっている~
アルノ・グリューン 著
大人自身も「ルールに従って『行動』するのが良いことだ」いう刷り込みのもと、従順に育ってきた方が多いのではないかと思います
そして、ルールを与えられたり、望ましい行動を示されたりしたことで、いろいろな思いを抱き、ストレスや不安・不満を抱えてきた方も多いのではないでしょうか
従順になると、心の病(ストレスや不安・不満)を抱える
~私たちはいつの間にか従順になっている~
という意味の本のタイトルです
名言だと思ったので引用しました
自分で気付かないうちに、支配者の『考え方』に従順になって、苦しんでいる
ということです
自分たちのいる社会を 客観視する
「自分たちのいる社会を客観的に見る」というのは、結構難しいです
でも、<外国>や<過去>につていは、客観的に見られる方が多いと思うので、例を挙げます
支配者に従って、パチパチと拍手をしている外国が存在します
支配されている人は、表情がこわばり、つまらなそうにしている
自分の『考え方』と異なる支配者の『考え方』に拍手をして、従っている
こういう状態を「従順」といいます
自分の『考え方』の通りに『行動』できないから、苦しむ
『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ
このように支配されている<外国>、ありますよね
<過去>の日本も、こうやって支配されていたのですよね
<外国>
支配者に支配されているから、
自分の思うように『発言・行動』できなくて、
苦しんでいます
<過去>
支配者に支配されていたから、
戦争に反対する『発言・行動』ができず、
苦しんでいました
『考え方』と『行動』が異なってしまう
つまり、
【自由】が無いため、苦しみ、笑顔が消えている人たち…
これが、支配者に従って、従順になっている状態です
今の私たちも、外からこのように見えます!!
私は、支配者に拍手などしていませんけど~!!
ところが、いつの間にか、させられているのです~!!
日本人は、PTA 総会で支配者(ボランティアを推奨する親)に従って、パチパチと拍手をしているじゃないですか~
支配されている人は、表情がこわばり、つまらなそうにしている
自分の『考え方』と異なる支配者の『考え方』に拍手をして、従っている
こういう状態を「従順」といいます
自分の『考え方』の通りに『行動』できないから、苦しむ
『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ
自分で気付かないうちに、
支配者(ボランティアを推奨する親)の『考え方』に従っている
ということです
従順という心の病い
~私たちはすでに従順になっている~
アルノ・グリューン 著
PTA で、従順になって、ストレスや不安・不満を抱えている!!
いつの間にか、従順になっている~~~~!!!!
ゾワ~ッ
本当に、本のタイトル通りになってしまっている~!!
自分たちのいる社会を客観的に見ると、「支配されている」ということです
支配から脱却できていない
Wish#2で、お上意識があった時代の「薬が効いている」という言葉を引用しました
国に対しては、拍手をしている人、ほとんどいませんよね(まだやっている人もいるけど…)
国から個人が独立できた、支配から脱却できたということです(でも、まだ、完全ではない…)
これは、福沢諭吉の『学問のすすめ』の影響、「独立自尊」の教えの影響もかなり大きいです
昔の日本人が、この教えをもとに、学問に励み、国から独立してきてくれたおかげです
ところが、
学びが足りていない日本
お上意識の残る日本
薬が効いている日本
従順になっている日本
【自由】が無い日本
1人1人の『考え方』の違いを認められないまま(学びが足りていない)だから、『考え方』に優劣・上下ができてしまう
すると、ボランティアを推奨する『考え方』に支配され、社会の中でこの『考え方』が上になる(お上意識)
この PTA という組織には、支配の時代の薬が効いている
上の『考え方』に従順になっている
『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ
こういう状態から脱却するために、「独立自尊」ということが必要になります
「個人が学ぶことでお上意識をなくし、支配から独立して【自由】になる」という解釈もできます
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」というのは、「『考え方』の上下がなくなり、対等になる」という解釈もできます
1人1人の『考え方』が違う、ということを学ぶと、『考え方』に優劣・上下ができない!!
互いに異なる『考え方』を認められるようになると、支配がなくなり、お上意識がなくなる!!
ボランティアを推奨する『考え方』も異なる『考え方』も対等になり、誰かの『考え方』に支配されるという、薬が切れる!!
誰かの『考え方』に従順にならず、個人が独立する!!
『考え方』と『行動』が一致する、というのは、【自由】がある、ということ
この図は、【権利】薬が効いている(Wish#2)—お腹の中に蝶々がいる—の説明に使った図を再利用しました~!
対等になっていない、ということは、支配されている、と言い換えることができます
今、多くの人が苦しんでいる PTA というのは、支配された状態である、ということです
PTA という組織から、個人が独立できていない
支配から脱却できていない
支配者の『考え方』に従って拍手をする支配される人々…
あの外国の人々…
過去の日本人…
苦しんでいるように見えますよね…
同様に、
支配者(ボランティアを推奨する親)の『考え方』に従って拍手をする支配される人々…
自分の意に反して PTA 活動に参加する親…
苦しんでいますよね…
何となく、理解していただけますでしょうか…?
あの辺りの外国や、昔の日本は、
国民を支配する支配組織
PTA も、
親を支配する支配組織
ということです
うそ~っ!!
いつの間にか、他の親に支配されているということ???
すでに従順になっている、つまり、支配されているのです!!
『考え方』と『行動』が異なる【自由】の無い社会…
ここには、支配者と支配される人が存在します
怖いですよね~!!
01 恐ろしい組織
02 支配
03 ルール
04 嘘つき
05 温かい人々を生み出す
06 騙されない
07 大切なのは…